2025/06/20
青い海、白い砂浜… 宮古島の魅力はそれだけじゃありません。
島には、昔から人々の暮らしを支えてきた井戸や湧き水が、今も静かにたたずんでいます。
今回は、レンタカーで巡れる「友利のあま井」と「大和井」を中心に、自然と歴史を感じる癒しのスポットをご紹介。観光地の賑わいから少し離れて、ゆったりとした“島時間”に浸ってみませんか?
目次
海沿いのドライブも気持ちいいけど、ちょっと道をそれて静かな集落へ入っていくと、思いがけない風景に出会えたりします。
水の乏しいこの島で、昔の人々は自然の水を見つけ、守り、分け合って暮らしてきました。
今でもその場所に立つと、地元の人がどれほど大切にしてきたのかが伝わってきます。観光地では味わえない、素朴であたたかい空気。心がスッと落ち着くのを感じるはずです。
宮古空港からレンタカーで約15分
西側の集落にある昔ながらの大和井。石で組まれた井戸と周りの木々。そして草むらの香り…。「昔の人も、こんな風にここで休んでたのかなぁ」って、タイムスリップ気分が味わえます。
宮古空港からレンタカーで約10分
長さ約900mの川、その源は湧き水。「ひんやりした水で足を冷やしたい!」って時に最高です。小さな子連れでも安心できる浅瀬があって、家族連れにも人気です!
昔は製糖工場で冷却用に使われていたそうで、今でも涼感たっぷり!夏にぴったりの癒しスポットです。
宮古空港からレンタカーで約20分
かつては地域の暮らしを支えた大切な水場。今は水は湧いていませんが、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気で、ふらっと立ち寄るのにぴったりの場所です。
宮古島の地下はサンゴ石灰岩でできていて、水が地表にたまりにくい土地。
だからこそ、井戸や湧き水は“命をつなぐ水”として、昔からとても大切にされてきました。
水場の近くに祠があったり、今でも掃除やお供えをする習慣が残っているんですよ~!
宮古島といえば海のイメージが強いけれど、レンタカーで島を走ってみると、昔から大切にされてきた“水のある風景”にも出会えます。
有名観光地ではないけれど、ふと立ち寄った場所で心がほっとする。
そんな体験ができるのも、宮古島の魅力のひとつ。
海で遊んだあとや、ドライブの途中にちょっと寄り道――。
気軽に訪れてみてください。
きっと、いつもと少し違う宮古島が見えてくるはずです。